世の中には多数の職業があるが、伝統的な理由から男性が中心になっているものが多い。
しかし、中には、女性が大半を占めている職業もある。その代表格として有名なのが、看護師だろう。全体の8割が女性になっていて、現場によっては、男性が1人もいないという場合すらあるのが特徴である。
女性主導の現場で働きたいという人には、うってつけの仕事であり、ゆくゆくは自分が主導権を握って働けるようになる可能性もあるのが魅力だろう。看護に従事する人のイメージとして女性の姿を抱く人が昔から多く、日本の伝統的な考え方が反映されて、女性の比率が多くなっているのが実情である。男性の姿もよく見られるようになってきているものの、男性が過半数を占めている現場はほとんどない。女性同士の方が働きやすいという人が選ぶのにも、適した職業と言えるだろう。
ただし、現場には他の医療スタッフもいる点には注意しなければならない。医師は、男性の方が比率が高い現場が多いようだ。しかし、薬剤師や医療事務などのスタッフは女性比率が高いので、概して女性に囲まれて働きやすいのが特徴と言える。
一方、女性にとって嬉しいのは、看護師の資格を持っているといつでも働きやすいという点である。資格を持っている人が現場から求められているため、常勤だけでなくパートでも働きやすくなっている。将来的に仕事をしやすくしたいという目的で看護師になるのも賢い方法であり、女性にとっては特に有利な職業と言えることだろう。